韓国のビューティー系YouTuberのセビョク(本名イ・ジョンジュ)さんが数年前から患っていたリンパ腫血液がんの闘病の末、2021年5月30日に亡くなられたといった悲しいニュースが話題になりました。
セビョクさんは自身のYouTube登録者数63.9万人(2021年5月現在)を誇る人気YouTuberですが、過酷な闘病生活についても発信されていました。
今回はセビョクさんが経験した過酷な闘病生活はどのようなものだったのかについて掘り下げていきたいと思います。
セビョクのガンの闘病生活が壮絶的だった…
【訃報】セビョクが亡くなられたという報告
2021年5月30日、セビョクさんのマネジメントを務めていた所属事務所「ICE CREATIVE」の代表キム・ウンハさんは自身のInstagramにて、セビョクさんがガンで亡くなったことを伝えました。
セビョクさんは2019年頃から血液癌のため闘病生活を続けており、享年30歳という若さでなられました。
親族を含め、所属事務所の関係者やファンの方々は深い悲しみに包まれたといいます。
壮絶な闘病生活
セビョクさんは、2019年2月からリンパ腫血液ガンだということが判明し、亡くなる日までの2年3カ月もの長期間に渡って過酷な闘病生活を送ることとなります。
血液がんの一種で、白血球の一種であるリンパ球ががん化したもの。リンパ節やリンパ管、脾臓、胸腺、扁桃などリンパ系の組織で発生することがある。
引用:ドクターズファイル
リンパ腫は確実な治療法というものが未だに発見されていないので、症状が良くなっても再発する恐れが高いといった厄介な一面もあります。
また、強い副作用の出やすい抗がん剤治療(主に化学療法・放射線治療など)を受けるため、副作用で苦しい闘病生活を送る場合も多いようです。
投与日 : アレルギー反応、吐き気・嘔吐(おうと)、血管痛、発熱、血圧低下
2~7日 : 疲れやすい、だるい、食欲不振、吐き気・嘔吐、下痢
7~14日 : 口内炎、下痢、食欲不振、胃もたれ、骨髄機能の抑制(白血球減少・血小板減少)
14~28日 : 脱毛、皮膚の角化やしみ、手足のしびれ、膀胱炎、骨髄機能の抑制(貧血)
引用:国立がん研究センター 小児がん情報サービス
精神障害や副作用でボロボロに…
セビョクさんは自身の経験された過酷な闘病生活についてYouTubeチャンネル「새벽」で語っています。
こちらの動画では、闘病生活を送る中で過酷な治療により精神障害になり、副作用で身体がボロボロになってしまったことを明かしています。
まず、リンパ腫の初期症状として腕の血が止まり締め付けられるような感覚がし、腕の色が紫色に変色してしまったようです。
その後、病院に行ったところ医師から「リンパ腫」だと診断されたと話しています。
リンパ腫が進行するにつれ、抗がん剤治療を受けるようになり以下のような副作用に苦しめらたそうです。
- 肺炎になり、咳が止まらなくなる。
- 末梢神経障害になり、指先をハンマーで叩かれたような痛みが走る。
- 脱毛症状で髪が抜け、頭を丸刈りにする。
特に動画内で、セビョクさんが抗がん剤治療の副作用で女性の命ともいわれる髪の毛が抜け、頭を丸刈りにするシーンでは悲しさのあまり涙を流されています。
病院を転々とし、臨床試験や色々な薬剤を試しては失望しての繰り返し。
「こんなことになるくらいなら死にたい」とうつ状態にもなったといいます。
しかし、大好きなYouTube活動だけは辞めずに続け、家族や恋人に励まされながら懸命に生きました。
今回の記事のまとめ
今回は韓国のビューティー系YouTuberのセビョクさんの壮絶的なガンの闘病生活について調査していきました。
精神的にも病み苦しい副作用と最後まで戦い続けながらも、闘病生活中もYouTube活動を続け周囲の人やファンの方々にいつも勇気を与えてくれました。
そんなセビョクさんが2021年5月30日で亡くなられたかと思うと残念で仕方ありません。
この度は、セビョクさんがお亡くなりになられたことを心よりご冥福をお祈り申し上げます。