日本の女子プロテニス選手で自己ベストは世界ランキング1位の強さを誇る大坂なおみ選手。
そんな彼女ですが、選手に義務付けられている試合後の記者会見に対して拒否したことが問題となり、罰金が科せられたことでも話題になりました。
なぜ、大坂なおみ選手は記者会見に対して拒否したのでしょうか。
今回は大坂なおみ選手が記者会見に拒否した理由や記者に尋ねられたヤバすぎる質問集について掘り下げていきたいと思います。
大坂なおみの会見の拒否理由は記者への怒り?
会見を拒否する本当の理由
大坂なおみ選手が記者会見を拒否する理由について結論から言うと、自分自身や選手に対しての心の健康状態を守るためだと主張しています。
自分を含めたテニスプレーヤーたちが記者の心無い質問に心を痛めているのを実際に今まで見てきたようです。
更にそんな心無い質問をする記者がいる中で、選手に義務付けられている会見しなければ罰金だという考えはおかしいのではないかとも述べています。
記者会見は、いくら選手にとっての義務だからといっても質問内容によってはモラハラや嫌がらせとなり得る場合もあるのかもしれません。
特に試合で負けてしまった選手に対して、カメラが回っている場などで問い詰めるような質問は、選手の気持ちを全くもって考えていないと同然のこと。
選手にとって精神状態の悪化を更に加速させ、今後の選手生命に関わるリスクがあるのではないかと指摘します。
確かに記者側も視聴者にとってただ興味をそそるような質問をすればいいというわけではなく、選手・記者そしてファンや視聴者にとってお互いに気持ちの良い質問をすべきなのかもしれませんね。
会見拒否した場合の驚異の罰金制度とは?
上記の大坂なおみ選手の表明文を見てみると、拒否した場合の高額な罰金制度についてもただ罰金を科せられるのではなく、選手の心の健康維持に役立ててほしいといった願いを込めています。
その高額な罰金制度とはどういったものなのでしょうか。
罰金ルールは厳しく、試合終了後30分以内に記者会見に出席することが原則と記載されています。
更に罰金の最大額は2万ドル(日本円で約220万円)とかなり高額です。
選手が試合に念願の勝利を収めた場合はもちろん快く取材に応じてくれると思いますが、その逆だった場合はかなりのショックを受けている場合もあります。
選手だとは言え人間なので、落ち込んでいるときはそっとしておいてほしいというのが本音でしょう。
ヤバすぎる質問集をまとめてみた!
大坂なおみ選手が経験した記者の心無い質問とは一体どのようなインタビューだったのでしょうか。
2018年9月12日、大坂なおみ選手が全米オープンで4大大会シングルスの日本人初優勝を果たした際に日本国内で記者会見に参加しています。
しかし、記者の質問内容のレベルが酷いということでもネット上で話題になりました。
この質問は大坂なおみ選手が好成績をおさめた時の記者の質問ですが、試合とは全く関係のないプライベートのことまで根掘り葉掘り聞いているので、質問された側からすると少し鬱陶しい気持ちを感じていたかもしれません。
また、他の選手に関して試合に敗北した後の記者会見の例を見てみると、大変失礼だと感じる質問もあるようです。
男子プロテニス・ナダル選手は記者会見での失礼すぎる質問に呆れてしまったといいます。
大坂なおみ選手に限らず、記者会見での質問にネガティブな印象を持ってしまう選手は世界的に見ても少なくはないようですね。
今回の記事のまとめ
今回は女子プロテニス・大坂なおみ選手の会見を拒否する理由について調査していきました。
会見を拒否する理由については、自身や他の選手の心の健康状態を守ることをモットーとしたものでした。
記者会見での質問の中には、選手を傷つけるもの・呆れてさせてしまうものなどがあるのも現実のようです。
試合後の記者会見は視聴者に興味を持たせるものとして大切なものですが、どうか試合後の選手にとっても気持ちの良いものとなることを願うばかりですよね。