元・スノーボードハーフパイプ日本代表選手として活躍していた今井メロさん。
今井メロさんは現在、精神疾患を患っているようでそのことが度々ニュースで取り上げられています。
今回は今井メロさんの患っている病気やその病気が壮絶な過去と関連していた話などについて掘り下げていこうと思います。
今井メロの病気の理由は壮絶な過去のトラウマが原因!
今井メロが患っている病気とは?
今井メロさんは自身のブログで患っている現在、患っている病名について「複雑性PTSD」「双極性障害」「不眠症障害」という精神疾患だと告白しています。
あのね、私の心の病なんだけど
(中略)
複雑性PTSD 双極性障害 不眠症障害のようです。
それぞれの病気には以下のような特徴があるようです。
その中でも、複雑性PTSDという病気は現在抱えているストレスが原因ではなく、過去にあった大きなトラウマ体験が原因だという点があります。
今井メロの生い立ちが壮絶過ぎた…
過去のトラウマが原因で抱えてしまう病気・複雑性PTSDですが、今井メロさんの生い立ちについて調べてみるとかなり壮絶な過去を過ごしていたようです。
今井メロさんは5歳までの期間はモーグル選手(全国大会出場レベル)、6歳からはスノーボード選手(世界ジュニア選手権制覇)として活躍していました。
父親はスノーボードコーチの成田隆史さんという方で、スパルタ教育法をすることでも有名です。
今井メロさんの選手としての実力は一流でしたが、幼少期の頃からずっとそのスパルタ教育に耐えていました。
しかし、今井メロさんが中学(大阪市立加賀屋中学校)に進学すると、今まで父のスパルタにずっと耐えていたのが反発するようになったそうです。
喧嘩の日々が続き、遂に中学3年生の頃には家出をするようになり、児童保護施設に入所するを決意します。
当時から精神的苦痛が原因で、過呼吸などの症状が見られ、精神科の病院で約1年間の入院歴があります。
本気で家出を考え、身体も壊すほど精神的に苦しい過去があった今井メロさんは、現在の複雑性PTSDと大きく関係しているようです。
父親の暴力的教育法がヤバい!
今井メロさんは父親からスパルタ教育を受けていた過去がありますが、その教育内容が暴力を加えるものでした。
練習中、父親の言うことを聞かなかった場合は強烈なビンタを食らっていたそうです。
また、今井メロさんの家族・成田(今井メロさんの旧姓)家は、長男・童夢さん、次男・流星さん、三男・緑夢さん共にスノーボード選手ですが、メロさんの兄・童夢さんも同じようにスパルタ教育を受けていました。
幼い頃から、家族一丸となってスポーツに取り組むことが成田家の日常だった。童夢自身、言葉では表現できないほどの厳しい指導を受け、それに応え続けた。
引用:FRYDAY
その厳しい一つの指導法に関しての具体例として、童夢さんは大怪我も厭わないようなものもあったといいます。
メロさんを含めた成田家は一流の選手になるために、命がけで練習に挑んでいたことでしょう。
「父親は会社を経営しており、冬になると雪山へ部下の人たちと一緒によくスキーをしに行きました。普通なら楽しい社員旅行ですが、ワンマン経営者の父はそこでとんでもないことを言い出すんです。モーグルの一流選手でも躊躇するような急斜面のコブコブのコースに連れて行き『直滑降で降りてみろ』と言うんですよ。若い社員さんは、社長の命令なので必死で挑戦するのですが、結局雪面にしがみついて降りるのがやっと。何人かは転んで滑落し、骨折していましたね。幼い子どもだった私も、例外ではありません。恐怖をかなぐり捨てて、切り立った斜面を滑り降りるしかなかった」
引用:FRYDAY
本気で子供を一流の選手に育て上げることに注力していた父親ですが、その内容は暴力的な内容なものもあったそうですね。
今回の記事のまとめ
今回は今井メロさんの患っている病気やその病気が壮絶な過去と関連していた話などについて調査していきました。
- 今井メロさんが現在患っている病気・複雑性PTSDは、壮絶な幼少期時代が関連していた。
- 今井メロさんは父親のスパルタ教育が原因で、家出をしている。
- 今井メロさんを含む成田家兄弟は、父親に暴力的にも感じられる指導を受けていた。