海上自衛隊

海上自衛隊の仕事内容のきつい部隊&職種ランキング【ワースト5】楽な職種はある?

海上自衛隊の仕事をやってみたいけれど「きつい」という噂もあるので、不安な気持ちがある…。

「せっかく、海上自衛隊に入隊したのに続けられなかったらどうしよう…。」

「仕事内容がきつすぎて、鬱にはならないの?」

せっかく海上自衛隊の仕事には興味があるのに、あなたはこのような少しネガティブなイメージを持ってしまったりしていませんか?

どうせだったら、海上自衛隊の仕事内容のきつい・楽な職種など、予め知っておいた方が気持ちが楽になりますよね。

そこで今回は海上自衛隊に約3年務め、護衛艦乗組み員だった私や周囲の自衛官の噂を元にきつい部隊や職種ランキング付けしていきたいと思います。

海上自衛隊に興味がある方は、最後までチェックしてみてくださいね!

海上自衛隊の仕事内容のきつい部隊ランキング【ワースト5】

海上自衛隊にはきつい部隊というものは存在しますが、適性試験に合格した選ばれた者しかなれないといった希少価値の高さや大きな手当が付くのがメリットです。

そんなきつい部署ワースト5をご紹介していきたいと思います。

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No1:特別警備隊(SUB)

特別警備隊とは、海上自衛隊の特殊部隊のことです。

ヘリコプターやボートを使って不審船に乗り込んだり、時には陸上自衛隊のような落下傘訓練を行います。

資格としては3等海曹以上30歳未満であり、射撃能力・運動能力・水泳能力が優れていることが必須です。

特別警備隊は、海上自衛隊の精鋭の部隊なので人気の職種としても知られていますが、おそらく海上自衛隊の部隊内で最も過酷な訓練をさせられると考えられています。

体力錬成はもちろん、死と隣合わせとなる場合もあるため、恐怖に打ち勝つ強いメンタルも必要です。

No2:潜水艦乗員

潜水艦乗員の魅力といったら、乗員用の食事が豪華・給料が各階級の現在の号俸の45.5%貰えるといったものがあります。 

しかし、潜水艦内での生活は過酷なものです。

まず、艦内が狭く乗員の数も70名くらいいるので、人口密度が高い状態となります。

なので、いつも上司と隣合わせの状態となり、プライベートがありません

また、潜水艦乗りは生活音をなるべく立てないように教育されます

なぜなら、大きな生活音は海水を伝わって音を拾われ、敵に艦が発見されてしまう可能性があるため訓練の一環として行っているようです。

仕事内容よりも、潜水艦内の生活面で苦労しそうですよね。

No.3 潜水員

海上自衛隊の潜水員の仕事は、水中での爆発処理を行う水中処分員などが代表的です。

海上保安官の潜水士を主人公とした「海猿」に憧れ、潜水士になりたいという方もいると思いますが、海上自衛官の広報官からは「潜水士にだけは絶対ならない方がいい」と言われた経験が私にはあります。

その理由は潜水病(海中から急浮上することで血管・組織が傷つく病気)やクラゲに刺される危険性があるからだそうです。

また、爆発物の処理となると、いつ爆発するか分からないものを処理するわけですから、命に関わることもあるかもしれません。

No.4 掃海艇乗組員

掃海艇とは、機雷の掃海を任務とする船のことです。

まず、掃海艇は護衛艦とは違いサイズが小さいため、船が波に対してよく揺れます。

なので、船酔いしやすい人にとってはとても過酷な環境だといえるでしょう。

また船が小さい分、乗員の数も少ないので、一人当たりの仕事量を多く任されるということにもなります。

甲板が揺れる中、仕事をテキパキと要領よくこなさなければならない点がきついといえます。

No.5 護衛艦乗組員

護衛艦とは、大型水上戦闘艦艇のことを指します。

護衛艦は戦闘艦なので訓練が多いことがきつい点だといえるでしょう。

特にFTG(海上訓練指導隊群)が訓練に同行するときは、訓練風景以外にも居住区のベットメイクは綺麗にされているか?や私物の整理整頓の状態まで細かく指導されます。

また、護衛艦は乗員が多い分、新入自衛官にとっては自分の居場所を見つけるまでが大変です

護衛艦に配属されてしばらくは「自分は何をしていいか分からない」という状態が続きますが、何もしなかったらしなかったで上官に「何してんだ!」と怒鳴られます。

仕事を覚え、積極的に動けるまでは、気まずい思いをしなければいけないのです。

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海上自衛隊の仕事内容がきつい職種ランキング【ワースト5】

海上自衛隊では自衛官個人個人に与えられた職種のことを「マーク」と言い方をします。

部隊ごととは違い、きつい職種だからと手当がつくことがありませんが、自分がこれからの自衛隊人生でずっとその専門分野に磨きをかけていくことができます。

そんなきつい職種(マーク)ワースト5をご紹介していきたいと思います。

No1:運用

運用員は、船体の錨を操作したり、整備(船体のペンキ塗りなど)及び出航・上陸の準備をする船乗りらしい仕事です。

私のイメージでは、とび職などにいるオラオラ系の先輩方が多く、新しく入った後輩は常に怒られているイメージです。

その代わり、自分が先輩になったときは思いっきり後輩をこき使うことが出来ますが…。

なので、正義感が強い人または、人に怒られても上手く聞き流せる人・物分かりの良い器用な人が向いているかと思います。

No2.射撃

射撃要員は、主に護衛艦等の砲やミサイルを取り扱う部署です。

具体的に言うと、射撃員や射撃管制員がそれに当てはまります。

火薬などの危険物を取り扱うため、注意力が必要となってくるので正義感の強い人が多い印象でした。

操作を誤ってしまった場合、大惨事になる危険性もあるので、先輩の指導も厳しく時には罵声を浴びることも…

No3.航海・船務科

航海科とは、艦の展望台のような場所・艦橋において舵をとる・艦内の放送役・ラッパ吹きなど航海に関する仕事と任されます。

船務科とは、電測員が代表的でレーダー・電波探知装置等を活用し、戦術活動をメインに行います。

どちらかと言うと頭脳派の人が多いイメージがあり、訓練時はかなり神経を使うそうです。

No4.補給科・衛生科

補給科・衛生科は、艦内物品を取り扱う補給員・経理員・給養(調理)員・衛星員など乗員をサポートする仕事内容になります。

補給科・衛生科は他の部署とは違いWATCH(約4時間おきの交代勤務)はありませんが、人員が少ないため一人当たりの仕事量が多いのがデメリットです。

ちなみに私は給養(調理)員として働いていたのですが、睡眠時間が3時間だけまたは徹夜した経験もあります。

No.5 機関科

機関科とは、艦の心臓部であるエンジンの整備及び点検をする仕事になります。

昔はディーゼルエンジンの艦が多かったので「ディーゼル員」と呼ばれる人がほとんどでしたが、現在はガスタービンエンジンの艦が多いので「ガスタービン員」と呼ばれる人がほとんどです。

騒音が大きくや室内気温の暑い機械室で仕事を行うため、環境ストレスがあるかもしれません。

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楽な職種はある?

これまでに海上自衛隊のきつい部隊や職種を紹介してきましたが、楽な職種というものはあるのでしょうか?

結論から言うと、海上自衛隊でも陸上勤務の場合は、他の部署よりも楽である可能性が高いです。

陸上勤務は、潜水艦・護衛艦乗組員とは違い、仕事量も少なく、毎日自分の家に帰れるし、プライベートもしっかり保つことができるという点で楽といえるでしょう。

その代わり、潜水艦・護衛艦乗組員のような手当は付かず、給料は安くなってしまいますが…

また陸上勤務の場合、部隊によっては仕事量が少なく、楽に快適に過ごせれる部署も実在します。

しかし、大抵の場合そのような部隊にいる人は、「前の部隊でメンタルがやられてしまった」「次の部隊移動日が決まるまでの待機期間そこにいるだけ」という方がほとんどです。

海上自衛隊で他の部隊よりも楽な陸上勤務を希望するのは可能ですが、始めから超楽な部隊に配属されることは余程のことがない限り難しいといえます。

 

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今回の記事のまとめ

今回は海上自衛隊の仕事内容のきつい部隊や職種をランキング付けし、楽な職種はあるのかについて解説していきました。

上記で紹介した仕事内容のきつい部隊はデメリットだけではなく、希少価値が高かったり、手当が付き給料アップが見込めます。

きつい職種においても自分の仕事に誇りを持っている方はたくさんいます。

また、楽な職種だからといって、その仕事内容に満足できるのかといったらまた別物です。

やはり、それぞれの部隊・職種においてもメリット・デメリットがあると言えます。

どうせなら、良い面に目を向けて仕事をしていけるといいですよね!