華原朋美さんは、全盛期では雑誌で「なりたい顔1位」に選ばれる・「平成のシンデレラ」と呼ばれるなどファンから圧倒的な支持を得ているアーティストとして知られていました。
しかし、華原さんは決して順風満帆な人生だったわけではなく、薬物療法で処方された薬を過剰摂取してしまい人生がどん底に突き落とされた過去もあったそうです。
今回は華原朋美さんの処方薬の過剰摂取にまつわるエピソードを4つご紹介していきたいと思います。
P.S.華原さんは、決して違法薬物に手を出したわけではありません。
目次
華原朋美が薬物療法での過剰摂取で人生がどん底に…
華原さんは日本の大物音楽プロデューサー・小室哲哉さんに認められるなど歌手としては大成功を収めていますが、薬物療法による処方箋の影響で人生をどん底に突き落とされたといった過去があります。
過去に何度も精神的に不安定な時期があった華原さんは、精神科医に受診し、「睡眠導入剤」「精神安定剤」などの処方箋を使って治療していたといいます。
しかし、その処方箋の過剰摂取によって依存症になってしまったことがあると華原さん本人は認めているようです。
華原さん使用していた処方箋の中には「デパス」という薬があるのではないかとも言われています。
「デパス」は安全性の高い薬と言われていましたが、近年には依存性が強く向精神薬に指定されたようです。
治療目的で使っていた薬が、依存症になるリスクがある可能性があると考えると恐ろしいですよね。
依存症エピソード4選が壮絶的だった…
1998年 小室哲哉と破局
1999年1月30日、華原さんは自宅で料理中にガス中毒で倒れ緊急入院した際に、当時付き合っていた小室哲哉さんと破局したことが報道されます。
小室さんと破局したのは、華原さんが当時24歳の頃だったようで、精神的にかなり不安定な状態だったそうです。
「24時間テレビ36 愛は地球を救う」(2013年8月24日放送)では、VTR出演した華原さんの兄・忠道さんが「そのころにはもうお薬もたくさん服用するようになっていた」と明かしています。
また、薬物依存状態の華原さんのことをこう振り返っています。
- 仕事のドタキャンが続く
- 部屋はゴミ屋敷
- 風呂にも入らない
- 下着一枚で道路にフラフラでていく
- 薬をラムネのようにボリボリ食べる
- 顔が人じゃなかった
ガス中毒で緊急搬送されたときも、それは華原さんが自ら行った毒ガスでの自殺未遂だったのではないかとも言われているそうです。
この頃の華原さんは決して快楽目的で薬を乱用していたのではなく、辛い現実からなんとか逃れたいと必死だったのですね。
2007年6月 所属事務所を解雇される
2007年6月に小室哲哉さんとの破局以来、様子がおかしくなってしまった華原さんは所属事務所「尾木プロダクション」を解雇されてしまうことになります。
事務所を解雇される前の華原さんは、今後は雇われる側としては非常に困難な状況だったといいます。
そして、遂に所属事務所から解雇されたとき、華原さんの兄弟は「本気でどうやって薬を抜くか」を考え、閉鎖病棟への隔離を決意したのだそう。
華原さんは家族の支援を受けながら、2012月12月に5年半ぶりに芸能界に復帰することに成功します。
2016年8月 一般人男性との破局
華原さんは、2016年8月に結婚を考えていた一般人男性と破局したことを明らかにしています。
ネット上では、その破局によるショックで再び精神安定剤を過剰摂取してしまったのではないかといった噂があるようです。
同年の11月に行われた「故本田美奈子さんの追悼チャリティーライブ」には、華原さんは出演予定だったものの体調不良により欠席しています。
華原さんは当時、高熱などの症状が出ており、処方箋の過剰摂取による副作用なのではないかと心配されました。
2020年10月 緊急入院
2020年10月29日に、華原さんが治療のため緊急入院したことを「女性セブン」が報じました。
緊急入院させた理由については、華原さんが自身のYouTubeチャンネルでバイオリニスト・高嶋ちさ子さん、尾木プロダクションの尾木徹社長に向けた謝罪動画を投稿しましたが、その動画を見た家族が華原さんを心配し緊急入院させたそうです。
2020年9月15日から自身のYouTubeチャンネルを開設した華原さんでしたが、「目がトロンとしている」「呂律が回っていない」状態だったといいます。
華原さんの家族は、華原さんが病院から処方された睡眠薬や抗不安薬を大量摂取していたのではないかと心配していたようです。
2020年9月にはベビーシッター騒動が起こり、華原さん自身も強い不安を抱えたので、そのストレスによって病院通いしていた可能性もありそうです。
今回の記事のまとめ
今回は華原朋美さんの薬物療法の処方箋による依存症になってしまった壮絶的なエピソードについてまとめていきました。
- 華原さんは治療目的で精神科医から処方された「睡眠導入剤」「精神安定剤」を服用していたが、服用を機に依存症へと発展してしまった。
- 華原さんは1998年の小室哲哉さんとの破局を機に情緒不安定になり、処方箋を服用するうちに依存症になり、過剰摂取によってその後の人生に大きな影響を及ぼしてしまった。
華原さんは違法薬物などは一切使っておらず、治療に専念する為に薬を服用していたと言えます。
しかし、処方箋によって依存症になってしまうのは可哀想だとも言えますし、他人事だとも言えない恐ろしい事実だとも言えそうです。
まだ、処方箋の依存症疑惑がある華原さんですが、ファンからしたら早く彼女の元気な姿が見られるように祈るばかりです。